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錫のぐいのみ作り!高岡鋳物体験@2k540

以前、仕事でお世話になった高岡の鋳物メーカー、高田製作所さんが関わる「高岡鋳物体験」に友人2人と行ってきました。場所は御徒町と秋葉原の間のJR高架下にある2k540。こんな都会のど真ん中、しかもJRの高架下で鋳物の体験ができるなんて、高岡鋳物x2k540イカしてます!

2015年に開通する北陸新幹線をかたどったマドラーや、バングルなどもありましたが、専業酒部の副部長としては以前から気になっていた錫のぐい飲み一直線です。

これ!
DSC_1628.jpg
(出来上がり直後なので内側がちょっと汚れていますが)

作り方は高岡でしているのと同じ、400年ほど前から続く砂型法。砂で型を取って鋳造するやり方です。かなり原始的な方法ですが、ミリ単位の繊細な型が取れる上、何回も繰り返し型を作ることができるので小ロットの製品には合理的な作り方だそうです。

パッと見簡単そうな砂型づくりも、実はけっこう繊細な作業。まずは、上と下に分かれた2つの枠に、作ろうとしているぐい飲みの型を置いてぎゅーっと砂を詰めてぐい飲みの内側と外側の型を作ります。そしてぐい飲み型を外して二つをあわせると、ちょうどぐい飲みの部分だけ隙間が空くのでそこに溶かした金属を流していくのですが、いかんせんぐい飲み自体が1mmくらいの薄さなので、二つの型をあわせるときなどちょっとのずれも許されない、結構ドキドキの作業です。

そしてできた型に純錫(すず)を流し込んでもらいます。錫の融点は232度なので、料理用鍋に入れて普通のコンロで溶かされていて、パッと見はちょっとお料理教室みたい。

1.jpg

そしてドキドキしながら型を外してみると...

DSC_1624.jpg

おー、美しい!ちゃんとできています。かなり感動。

ケバを取って、軽く磨くとこんな出来上がりになりました。三人三様のコロンとしたぐい飲み。良い感じです!
DSC_1627.jpg

外側はこんな感じ。
RIMG0143.jpg

ちなみに純度100%(正確には99.9%位だそうですが)の錫はとっても柔らかいので、落としたりすると結構簡単に曲がってしまいます。
RIMG0147.jpg

でもちょっと力を入れて押すと、チリっという音(英語でtin cryというそう)と共にちゃんともとの形に戻りますよ。

そして水もお酒もまろやかにするという錫のぐい飲み。どんなものでしょう~。飲んでみたのはこちら。福岡県にある井上合名会社の純米吟醸「チカーラ」。イタリア語で「蝉」という名前とラベルが可愛らしい、爽やかサッパリ系のお酒です。友人の利酒師おおくぼかずよ氏からいただきました!
2.jpg

一口飲むと、なんだか水を飲んでいるよう。すーっときますね。
RIMG0144.jpg

一応ガラスのコップと飲み比べてみたところ、錫のぐい飲みのほうがまろやかというよりかはすっきりとした味わいな気がします。形の違いもあると思いますが、2つで味わいの印象がかなり違います。面白い!ちなみに錫は熱伝導がいいので、冷えたお酒を入れるとぐい飲み全体がヒンヤリして、口をつけるとキリッと冷たい感触がまたいいんですね。

いやあ、高岡の職人さんの情熱を感じ、自ら作ることでとっても愛着の湧くぐい飲みができました。これからの晩酌がさらに楽しくなりそうです!
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